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狼の死刑宣告

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【狼の死刑宣告】 DEATH SENTENCE 2007

監督:ジェームズ・ワン  原作:ブライアン・ガーフィールド  脚本:イーアン・マッケンジー・ジェファーズ
出演:ケヴィン・ベーコン / ケリー・プレストン / ジョン・グッドマン / アイシャ・タイラー 他

   http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_37339107_26?1312956325


別に 「狼シリーズ」 を狙ってるワケちゃいますけどね。(笑)

こちら 『ソウ』 シリーズの監督・製作・原案で一躍ヒットメーカーになったジェームズ・ワン監督の一作です。
邦題でもお分かりのように、ケヴィン・ベーコン主演のヴィジランテ映画でございます。

しかも原作は、『狼よさらば』 の原作者ブライアン・ガーフィールドと言うから面白いですやん。


   http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_37339107_24?1312956325


ケヴィン・ベーコンの役どころは投資会社の副社長ニック・ヒューム。
家族想いの心優しい実直な男なんですが、ある夜 長男と一緒に外出してた時に災難が降りかかるんですね~。

ガソリンスタンドに押し入ったギャング連中によって、ニックの息子が目の前で殺されてしまいます。
しかもその殺害動機は、ギャング団メンバーになるための度胸試し。
そんな理由で息子を亡くしたニックに待っていた現実は、裁判での理不尽な判決予告。

それなら俺自身の手で息子の敵を討つ・・・となるんですねぇ。

息子を殺害した犯人への制裁は行われるんですが、まだここまではマシ。
ホントに凄くなるのが、このギャング団を敵に回してからになるんですね。
タイトルどおりに 「狼」 になるのは映画の後半から。

家族想いの父親が、ビビりながらでも復讐を果たすと言う設定から一転。
逆にギャング連中は仲間の敵討ちに躍起になり、ニックの家族を標的にするんですね~。

ジェームズ・ワン監督だから描写も凄いんだろうなぁと思ってましたが、そこまで酷くは無く (まぁ、銃で片脚吹っ飛ばすシーンなんてありますが) アクションとサスペンスをふんだんに取り入れたドラマとして仕上げてましたね。

クライマックスには 『タクシードライバー』 のトラヴィスみたくなっちゃうニックですが、やっぱこれが戦闘態勢スタイルなんだと思わせてくれるところです。(笑) このケヴィン・ベーコンはナニゲに凄い演技ですよ。 如何に普通の男が狼に変わって行くのかと言う演技ですからね。

ギャング団の元締めでメンバーの親父役を演じるジョン・グッドマンもワル全開でイイよ。
この親子関係もシビアで凄いよ。

ラストの締めくくりもイイネっ。


   http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_37339107_25?1312956325

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