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DATSUGOKU -脱獄-

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【DATSUGOKU -脱獄-】 THE ESCAPIST イギリス・アイルランド 2008

監督・脚本:ルパート・ワイアット 製作:エイドリアン・スタージェス 他 脚本:ダニエル・ハーディ
出演:ブライアン・コックス / ジョセフ・ファインズ / リーアム・カニンガム / ドミニク・クーパー 他

   http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57376782_20?1349502623


サンダンス映画祭でもプレミア上映された作品らしく、この作品で認められ 『猿の惑星:創世記 (ジェネシス)』 を手がける事になったルパート・ワイアット監督の一作。

ブライアン・コックス演じる無期懲役犯フランク・ペリーは長い月日を刑務所で過ごしてましたが、ある日彼の元に手紙が届くんです。その内容は、たったひとりの娘が薬物の過剰摂取で重体になっているという知らせなんですね。

無期懲役刑を素直に受け入れていたフランクですけど、愛する娘に会うために脱獄を決意。
計画を念入りに纏めたフランクですが、その計画には仲間が必要。

まず声を掛けたのはブロディ (リーアム・カニンガム) と腕っぷしの強いレニー (ジョセフ・ファインズ) なんですが・・・。


   http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57376782_22?1349606624


イギリスのシブどころの俳優が集う脱獄サスペンスですが、脚本も手がけたルパート・ワイアット監督の演出が冴えてる作品でしたよ。

物語の構成的にちょっとトリッキーな作りとなっていて、冒頭から脱獄シーンで始まります。
そして脱獄の仲間選びとそれまでの過程を、脱獄シーンと交互に入れ替えながら映画は進んで行ってます。

そして "トリッキー" と言った意味が効いて来るのがラスト。
主人公フランクの悲哀も交えて、ちょっとニクい作品です。

ジョセフ・ファインズは終始寡黙な感じで、ボクシングシーンなどもこなすマッチョぶりでしたよ。
彼の働きが脱獄への大きな貢献度を占めてる物語ですが、あの "ダイヤの詰め物" のシーンはちょっと予定調和的だったかな。

麻薬で塀の中を支配する懲役犯リッツォ (ダミアン・ルイス) や、その弟トニー (スティーヴン・マッキントッシュ) などの難敵をかわしながら進む脱獄計画はスリリングさもあって面白く観れましたよ。


   http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57376782_21?1349502623

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