【エクソシズム】 LA POSESION DE EMMA EVANS スペイン 2010
監督:マヌエル・カルバージョ 製作:フリオ・フェルナンデス 脚本:ダビ・ムニョス
出演:ソフィー・ヴァヴァスール / スティーヴン・ビリントン / ラッザロ・オエットリ 他
監督:マヌエル・カルバージョ 製作:フリオ・フェルナンデス 脚本:ダビ・ムニョス
出演:ソフィー・ヴァヴァスール / スティーヴン・ビリントン / ラッザロ・オエットリ 他
『REC / レック』 の製作者フリオ・フェルナンデスが、新鋭のマヌエル・カルバージョを監督をに起用した悪魔祓い映画ですね。
15歳の少女エマ (ソフィー・ヴァヴァスール) にとり憑いた悪魔を、その叔父にあたるクリス神父 (スティーヴン・ビリントン) が悪魔祓いに挑むという筋書きなんですがね。 まぁ、少女にとり憑く悪魔を祓うと言うのは、あの 『エクソシスト』 となんら変わりは無いところでして。
身体が中に浮くシーンなんかは、もうちょっと作品の個性を出してくれと言う気にもなったりします。
そこで目新しいのは、この悪魔祓いの儀式をビデオ撮りしていると言うところでしょうか。
いかにも 『REC / レック』 の製作者が考え出しそうなところでありますが。
いかにも 『REC / レック』 の製作者が考え出しそうなところでありますが。
と言うのが、このクリス神父は過去にエクソシズムの失敗である少女を死なせてしまった経験があるんですね。
世間から非難を浴びた経験から、このたびのエクソシズムでは証拠を残す意味でビデオ撮りを選んだと言うコトなんですが。
世間から非難を浴びた経験から、このたびのエクソシズムでは証拠を残す意味でビデオ撮りを選んだと言うコトなんですが。
そのビデオが映画全般に渡って使われるのかな? と思ってましたが、それは核心部分だけでしたね。
映画としてはエマへの悪魔憑きのワケとか、エマの父親や母親、そして弟を含めた家族崩壊物語として作品になっております。
映画としてはエマへの悪魔憑きのワケとか、エマの父親や母親、そして弟を含めた家族崩壊物語として作品になっております。
悪魔憑きの描写がキツいワケでもなく、ホラー映画としてはわりと地味目。
設定的にどうしても 『エクソシスト』 をベースに観てしまうので、そこは損なところですかねぇ。
設定的にどうしても 『エクソシスト』 をベースに観てしまうので、そこは損なところですかねぇ。
"非情さ" で言えば、この映画はそこそこイッてると思いますが。
どうしても真似になってしまうので、目新しさも控えめになってしまったのが惜しいところでしょうか。
どうしても真似になってしまうので、目新しさも控えめになってしまったのが惜しいところでしょうか。
でも一気に観ちゃえるホラー映画でした。
悪魔憑き女子エマを演じるソフィーちゃんは、『バイオハザード アポカリプス』 に出てたんですね。